被合併法人（吸収される法人）の税務仕訳（適格合併）
被合併法人側では、B/Sの逆仕訳を切ることによって、全科目残高をゼロにする。
| 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|
| 諸負債 | 簿価 | 諸資産 | 簿価 |
| 資本金等の額 | 簿価 | ||
| 利益積立金額 | 簿価 |
適格合併の税務仕訳
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このページの内容
合併法人（吸収する法人）の税務仕訳（適格合併）
合併法人側では、被合併法人のB/Sをそのまま引き継ぐ。
| 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|
| 諸資産 | 簿価引継 | 諸負債 | 簿価引継 |
| 資本金等の額 | 簿価引継 | ||
| 利益積立金額 | 差額※ |
※利益積立金額は結果として簿価引継となる。
被合併法人（吸収される法人）の株主の税務仕訳（適格合併）
被合併法人の株主は、被合併法人株式の簿価を、受け取った合併法人株式の取得原価に付け替える。
| 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|
| 合併法人株式 | 簿価付替 | 被合併法人株式 | 簿価 |
※みなし配当・源泉徴収は発生しない。また、取得に直接要した費用がある場合は加算する。
なお、親法人が子法人を吸収合併する場合などでは、抱合せ株式の問題が発生し、合併法人の処理と被合併法人株主の処理が合算される（抱合せ株式の税務処理参照のこと）。
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